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フィッシングURLが過去最多の月間約12万件。1日あたり約3884に急増。個人でできる注意のおさらいを。
2025.01.23
フィッシングURLが過去最多の約12万件 - 報告も23万件超に
2024年12月の国内におけるフィッシング攻撃は、報告数、URL件数ともに過去最多を更新した。ランダム文字列のサブドメインなどを設定した「使い捨てURL」を用いた手口の急増が影響している。
フィッシング対策協議会に同月に寄せられたフィッシング攻撃の報告は23万2290件。1日あたり約7493.2件の報告が寄せられた。前月から約30.1%増加して過去最多だった。
フィッシングに悪用されたURLは、前月の約1.5倍にあたる12万415件。1日あたり約3884.4件の報告になっている。これはもっとも多かった2024年8月の8万5768件を大きく上回り、はじめて10万件の大台を突破。過去最多記録を更新している。
URLの認証情報部分やサブドメイン、パラメーター部分にランダムの文字列を記載し、迷惑メールフィルタや解析ツールの検知を回避しようとする手口が横行している。
メールの文面に表示されない文字コードや正規のURLを混入させたり、UnicodeでURLを記載するケースも引き続き確認されているほか、Google翻訳のURLを利用するケースも報告されている。
各自の注意で防げることもあるので社内で確認しあうことをお勧めします。