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中国電力 設定不備のリモート接続機器から侵入され個人情報漏えい
2025.05.01
中国電力で外部よりネットワーク機器を侵害するサイバー攻撃を受け、従業員の個人情報が流出した可能性がある。
外部から社内ネットワークへ接続する接続機器の設定不備が原因で、社内ネットワークに侵害され従業員に関する個人情報が流出した。漏えい対象者は同社やグループ会社である中国電力ネットワークの従業員、退職者、および委託先従業員などあわせて1万5566人。氏名、業務用メールアドレス、ユーザーID、暗号化されたパスワードなどが含まれる。
同社によれば、数日前に一部ネットワーク機器において侵害を検知し原因となった機器を切り離したが、すでに手遅れで従業員の個人情報を格納するシステムに接続されている一部機器が攻撃を受けた。
漏えい被害を受けた関係者にはパスワード変更を依頼、あわせて個人情報保護委員会へ報告を行った。
なお、他業務システムや電力供給に関するシステムを含め、同様の攻撃は確認されおらず、電力供給には影響がないとしている。