一般社団法人日本個人情報安全協会

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生産管理システムや基幹システムがランサム被害。身代金の支払要求に応じず。

あなたの会社で身代金の支払要求に応じない決断をするルールは整っていますか?
脅迫を受けてから右往左往するようでは心配ですね。
またサイバー攻撃による被害調査と復旧支援を得る外部ベンダとは日ごろから情報交換をしていますか?あなたの会社のシステム情報を把握しているベンダであれば、対応の立ち上がり速度が速くなり、その分、会社の対応も早くなります。日ごろの関係構築が重要ですよ。

―――――――――――記事―――――――――――――

包装資材製造のZACROS(旧藤森工業)が、サイバー攻撃を受け一部サーバで障害が発生した。複数のシステムで利用するサーバがランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受け、一部データを暗号化されたもの。

具体的には、製造、加工する製品の原材料調達、生産スケジュール管理、納期管理、出荷、物流の手配、取引先への支払いなどを一元管理している生産管理システムや、請求書、支払明細書などの帳票を作成する基幹システムで被害が発生していることが9月14日に判明した。

同社はこれらシステムをネットワークから遮断し使用を停止。外部協力を得て影響について調査を行い流出したり滅失した情報の特定を急いでいる。

身代金の支払要求に応じていないことも含めて、同社は警察や個人情報保護委員会へ報告を行った。

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