北海道幕別町で、水道メーター工事の委託先事業者が、水道使用者名や住所、水道メーター情報など個人情報110件が記載されていた名簿を一時紛失した。
受託業者が工事対象者名簿を駐輪場に置いたまま昼休憩に入り、午後の作業のため現場に戻ったところ、名簿が見当たらないことが判明した

警察へ盗難届を提出し、捜索したところ、高齢者が現場から持ち帰っていたことが判明し、名簿は返却された。

現場作業では、風に飛ばされる紛失事故が多いが、高齢者は悪意無く無意識に他人のものを持ち帰ることがあり、本人に聞いても「知らない」「見ていない」という回答をすることも多い。

状況に応じて高齢者の家族が家の中を調べて確認できた事件。
今後は名簿は車の中に入れて施錠管理することを怠ったのが原因だが、さらに、車に入れたか、施錠したかまで同僚に伝えることで自分の職責を果たすことになる。
声掛けは自分のためにも必要である。