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こども園で園児情報含む教員用資料をアプリで誤配信
2025.08.04
東京都目黒区の区立こども園で、園児の個人情報を含む資料を連絡用アプリケーションを通じて保護者に配信する際、配信先を誤って「全体」に設定。本来送信先ではない保護者に対しても配信する誤送信を発生させた。
同区によれば、バス遠足の資料を教員間で共有するため、連絡用アプリケーションを使ったが、配信先を誤って「全体」に設定。本来送信先ではない保護者に対しても配信された。
誤配信した資料には、4歳児クラスと5歳児クラスの園児42人の氏名のほか、そのうち16人に関しては支援が必要、バス酔いしやすい、預かり保育の対象児といった情報が記載されていた。
配信同日、保護者から連絡があり問題が判明。同園では、関係者に経緯を説明するとともに謝罪し、配信したデータの削除を依頼した。また全保護者に対しても説明と謝罪を行っている。
この手の事故は、教職員の異動時に注意が引き継がれない原因が多い。
事故処理に関わらない教職員はすぐに事故を忘れていく。
事故処理を全員で対応することから体制を組みなおす必要がある。