一般社団法人日本個人情報安全協会

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ライクキッズへのランサム攻撃 -15万8410件の個人情報が閲覧された可能性。

ライクの子会社で認可保育園や学童クラブなど保育関連サービスを提供しているライクキッズがサイバー攻撃を受け15万8410件の個人情報を閲覧された可能性がある

9月30日にシステム障害が発生。調査を行ったところ、複数のサーバがランサムウェアに感染し、データが暗号化されていることを確認した。暗号化されたサーバには、個人情報含むデータが保存されていた。

外部との接続を遮断し、事態を公表。外部協力で調査を行ったところ、データを持ち出された形跡は確認されなかったものの、個人情報を閲覧された可能性がある。

対象となる情報は、預かっている園児や児童の氏名、生年月日、アレルギー情報、保護者の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、口座情報など。さらに従業員の氏名、住所、電話番号、口座情報、マイナンバー、人事情報のほか、外部講師や嘱託医、施設貸主の氏名、住所、電話番号、口座情報など、あわせて15万8410件にのぼる。
現時点で二次被害などは確認されていないが、関係者へ注意を喚起するとともに、個人情報保護委員会へ報告を行った。

侵害された原因については、インターネット接続部分における脆弱性を悪用され、システムへ侵入されたとしている。
被害の影響でおもな業務については、被害を受けたシステムから隔離されていたシステムを利用し、手動で対応することで継続している。
システム復旧にあたっては、被害を受けたシステムは利用せず、あらたな環境を構築する予定。

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