タイのリゾート地パタヤを拠点に還付金詐欺をした日本人5人が逮捕された。
　犯人がいた拠点から押収したタブレットに、約20万人分の氏名や住所、電話番号が書かれた名簿があったと発表された。
　神奈川県警は同日、5人を電子計算機使用詐欺の疑いで再逮捕したが、いずれも「かけ子」とみられる。
　発表された容疑の内容は、区役所職員になりすまし、大阪市旭区の70代女性に「医療費の還付金を受け取れる」などと電話でうそを言い、約135万円を詐取したという。

　暴力団対策課によると、3人がいた拠点での詐欺は約300件、被害額は2億円超とみられ、5人は名簿を共有しており同一グループとみて捜査している。

　個人情報漏えい事故が毎日のように報道されるが、どこかの誰かが漏えいさせたり、盗まれた個人情報を集め、詐欺に使いやすいように分類して販売している。

　大切なお客様の情報が犯罪に使われないために注意するのは、事業者の最低限の責務である。
　あなたの会社は個人情報保護の指導をしっかりやっていますか？