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ランサムウェアによる攻撃身代金要求には応じないと決定。取引先の役員と肩書など38件がネット上に公表されたが、現時点で追加の漏えいは未確認。
2024.12.13
東証プライム上場のZACROS株式会社(旧・藤森工業株式会社)は、9月に発生したランサムウェア攻撃について、12月2日に続報を公表しました。
被害概要:
9月14日に一部サーバが暗号化され、ランサムウェア被害を確認。
攻撃者からの身代金要求には応じないと決定。
影響:
生産管理システム停止で一部製品の生産遅延や出荷停滞が発生し、納期に影響。
インターネット上で以下の情報流出を確認:
法人関連情報・取引情報(13件)。
個人情報(役職員の氏名・肩書、38件)。
該当する法人・個人へ個別に連絡済み。
対応:
外部専門家の助言を基にセキュリティ強化を実施し、システムと業務を平常通りに復旧。
警察や個人情報保護委員会と連携し、情報漏えいや再発防止策に取り組む方針。
企業は被害対応を進めつつ、通常業務への影響を最小化するための対応を進行中です。
学ぶべきこと
漏えい対象が取引先の役員氏名と肩書であること。
生産管理システムは停止に追い込まれたが復旧は可能。
この二点を足掛かりに身代金支払いを拒絶した。
さて、あなたの会社で拒絶の回答を導くために、
何を準備するのか考えておいたらいかがだろうか。