一般社団法人日本個人情報安全協会

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「個人情報を考える週間」がスタート - 「うっかり」から「しっかり」へ

「個人情報を考える週間」がスタート - 「うっかり」から「しっかり」へ

個人情報保護委員会は、5月26日から6月1日までを「個人情報を考える週間」とし、啓発活動を強化している。「うっかり」ミスの防止などを呼びかけた。

「個人情報を考える週間」は、アジア太平洋地域の個人情報保護当局が連携して開催している「Privacy Awareness Week(PAW)」の一環として実施するもの。
2025年は、「Privacy – it’s everyone’s business」をテーマに掲げた。

ポスターの掲示やサイネージ広告の展開、啓発動画やパンフレットを通じ、一般消費者から事業者まで幅広く啓発活動を展開。誰にでも起こりうる「うっかり」の防止を呼びかけ、「しっかり」とした適切な取り扱いを求めた。

事業者に対しては、個人情報を適正に取り扱うため、さまざまな対応が求められると指摘。個人情報保護法上の安全管理措置を踏まえて職場における取り扱いルールをあらためて確認するよう呼びかけた。

また「生成AI」などあらたな技術によって一層複雑化しており、本人に対する透明性を確保することが重要になっていると指摘。個人情報の利用目的をできるかぎり特定して通知するなど、適正な利活用を呼びかけた。

個人や家庭に向けては、SNSやオンラインゲームを利用する際の注意点を紹介する動画やマンガを公開しており、子どものネット利用について家庭内でのルール作りなどを促している。

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