一般社団法人日本個人情報安全協会

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認証コード記載ハガキを指定とは異なる住所へ誤送付。余計な情報を保存するするから漏えいする。

ケーブルテレビ局の多摩テレビは、利用者向けポータルの認証コードが記載されたハガキを契約先住所以外の住所が登録されていた顧客についても契約先住所に発送するミスがあり、個人情報が流出するおそれがあった。語送付したハガキには顧客番号や顧客向けマイページの登録に必要となる認証コードが記載されており、対象となった顧客は54件としている。

同社では認証コードを順次変更し、ハガキに記載された認証コードについて無効化した。誤送付に関連し、第三者によるマイページへの登録がなかったことを確認したとしている。

データベースになんでも保存する傾向があるが、情報が蓄積するほど、誤用リスクが高まる。さらに不要な情報の削除も面倒なためそのまま蓄積を続けることになる。
後からデータベースの管理を命じられた担当者は、そのデータが保存されている理由が分からないため、消すことすらできなくなる。

不要なデータは都度削除する、という意味を再考頂きたい事案であった。

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