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顧客向けメールで56回連続して誤送信 - 日産自動車
2024.11.13
漏えい防止策が仕組化、組織化できておらず誰もミスに気づかない。
日産自動車がメールで顧客向けにウェビナーを案内した際、送信先メールアドレスを宛先に設定し、受信者間でメールアドレスが閲覧できる状態を発生させた。メール1件あたり約50人の顧客に送信しており、56回にわけてメールを送信。あわせて2726人分のメールアドレスが流出した。
【講じた再発防止策】
・個人情報保護委員会へ報告
・対象顧客にメールや書面で謝罪。
・受信したメールの削除依頼
・送信時に複数でのチェック導入
・メール誤配信防止ツールの導入検討
【本質的な問題】
誰も誤送信に気づかないことで、組織的な情報管理意識が低いと考えられる。
目先の対策も無論講じて頂きたいが、組織的に情報管理意識を高める対話を日ごろから熱心に行う必要がある。