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BCCで過去に送信したメールを引用してメール作成すると、BCCの宛先が本文に載ります。
2024.11.05
愛知県豊田市で、企業担当者向けにイベント案内メールを送信した際、過去にBCCで送ったメールを引用して案内を作成したことで個人情報が流出した。
同市の事業に参加した企業の担当者81人に宛てたイベント案内メールの本文に、受信者のメールアドレス、氏名、企業名、役職が表示された状態が発生したもの。
数日前に同じ宛先へ「BCC」で送信したメールを引用しあらたなメールを作成したところ、前回送信時にBCCとして送信先情報が本文内に記載されていたが、気づかず送信したもの。
あらたなメールを受信した企業の担当者からの連絡で問題が発覚、対象となる担当者にメールで謝罪。その後電話であらためて謝罪しメールの削除を依頼している。
メール本文のコピー利用やメールの転送の個人情報漏えいは「Historical」のカテゴリーに入る、古くから発生している事故である。無くならない理由を各社の研修ディスカッションで対策を考えてみてください。