熊本県が運営しているウェブサイト「くまもとグリーン農業」がサイバー攻撃を受け、個人情報が流出した可能性がある。

攻撃を受けたのは「生産宣言・応援宣言制度」のポータルサイト「くまもとグリーン農業」で、「生産宣言者」「応援宣言者」の氏名、住所、電話番号が流出した可能性がある。

アクセスログを解析したところ、攻撃者の画面にデータが表示された可能性があるが、ダウンロードされたものではないとしている。

同問題を受けて同県は謝罪するとともに、流出した可能性がある個人情報について精査を進めるとともに、対象となる関係者と連絡を取る予定。攻撃を受けたページを閉鎖した。

各企業が参考にすべき箇所は「対象となる関係者と連絡を取る」点である。
悪用を防ぐため早く連絡を取る必要あるが、対応体制は決めてあるだろうか。
誰が対応するのか、連絡する手段は、連絡内容は、報道発表の時期は、そして誰に承認を受けて謝罪をおこなうのか。
「悪用を防ぐため早く連絡を取る必要ある」が、やるべきことは多い。事前に準備をしておかなければ対応できるものではない。準備を怠りなく。