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カルテ漏洩や患者クレカ不正利用で付属病院看護師を処分
2024.11.14
秋田大学は、情報を漏洩したり、患者のクレジットカードを不正に利用した秋田大学医学部付属病院の看護師2人に対し、懲戒処分を実施した。
情報を漏洩した看護師(A)は、業務上の必要がない1000件以上のカルテを不正に閲覧。親族に関するカルテ情報を身内に漏洩した。さらに知人のカルテ情報も不正に閲覧して同知人に電話をかけた。
看護師(B)は、9月に入院患者のクレジットカードを取得して、不正に45万円分を使用し、一部の購入品を転売していた。
問題の発覚を受けて、同大では以下の処分を行った。
・看護師(A):停職4カ月の懲戒処分
・看護師(B):懲戒解雇
あまりに病院全体の個人情報管理がずさんである。病院関係者全員の再教育と綱紀粛正が必要である。特に管理職を速やかに移動させ組織に違う承認系統を作り、組織自体を作りかえる必要がある。