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修学旅行中に生徒の個人情報含む紙資料を紛失。電子化推奨が実施されず。
2024.12.24
静岡県は、県立高校の教諭が修学旅行の引率中に、生徒の個人情報が記載された紙の資料を紛失したことを明らかにした。
資料には、生徒179人の氏名と部屋番号、食物アレルギーを持つ生徒3人の名字、引率教員12人の氏名と電話番号などが記載されていた。同校は食物アレルギーに関する情報を記載していた3人に電話で謝罪した。
この事案の検討ポイントは、紙資料の利便性と、電子化した場合のタブレットのどちらが安全な管理方法か、である。県教委は電子化してクラウドに保存する方向で指示しているが、その指示が守れない理由をヒアリングしたほうがいいだろう。
規則は現場の小さな不満から破綻する。